2010年5月25日火曜日

生きていくということ

今日という日を覚えておくために久方ぶりにここに思いを記します。


東方神起解散報道以来,すっかり元気を失っていた母でしたが,ユノケルのあの日だけは


活力を取り戻し,何時間ものスタンディングも全く苦にすることなくまるで二十歳の若者の


ようでした。


しかし,その日を境に再び気力,体力共に衰え,体調のすぐれぬ日が続いておりました。


そして今日,告知を受け闘病生活に入りました。



若い日に,一度大病を患い,失いかけた命をここまで永らえてまいりましたが,


坂道を転がるように衰えていく人生の終わりにきて,東方神起という宝に出会い,最後の最後に


思いもかけない煌めきとときめきを得た幸せな母です。


今日はどんなにか辛い一日であったろうと思いますが,病院から帰ってすぐ,ふらつきながら


ユノの振付を真似しておどけて見せてくれました。


どんなにしんどくてもユノのポスターの前に立つと,自然に体が動きリズムを刻むのだと


嬉しそうに笑いながらユノダンスを踊って見せてくれました。




ユノ,東方神起のユノ,東方神起リーダーのユノ,ユノ・ユンホ,


東方神起という名は霞がかかって,わたくしたちは最早その存在を手に取って確かめる


すべをもちませんが,あなたが実に美しく歌い踊るその姿を思い浮かべるだけで命を吹き返す


77歳のビギストは,今もなお,そしてこれからも生ある限り,


ユノハルモニとしてあなたの健康と幸せを祈っております。