2009年11月30日月曜日

72さんの「こわくない」

ビギステーションをリアルタイムで視聴することはできないので,普段はあまり気に留めていませんでしたが,今回はユノとチャンミン2人のトーク,複雑な思いでドキドキしながらききました。

思いのほか,愉しそうに会話を交わす二人。チャンミンの「口撃」にユノも♪にこにこ♪たじたじ!
二人が「東方神起の」「東方神起の」と連呼するたびに,ただ素直にうれしくなりました。

そして最後に紹介されたユノのお奨めの歌(曲,歌詞,そして絵本)に,思わず耳をそばだてました。
マネージャーさんに教えてもらったというその歌の作り手は72さん。
「幸せになる」「明るい」「ぐっすり眠れる」とユノが語るその歌を聴きたくてすぐに検索しました。



「こわくない」

自分でつくってしまった ちっぽけな 箱庭の そこから
おしこめた心を 空いっぱいに広げていいきかせた

こわくない ひとりじゃない こわくない ひとりじゃない
こわくない
まばたきするあいだに 形をかえる雲
またひとり 今日もおいてけぼりだなあ
強い風にふかれたいったいどこへゆくのだろう
つぼみの花が はじめて空を知った日
その日 空は泣きだしたんだ ぼくのかわりに

わかりきってると思った  きゅうくつで灰色な 日々から
とじこめた心を 空いっぱい広げて思いだした

わかって かわって おわって また
わかって かわって
街中に溢れてる ぬけがら教えるよ
またひとつ   夢がおいてけぼりだなあ
強いフリとあきらめおぼえるために あるくんじゃない
つぼみのままで いちども空を知らずに
あの日の花が枯れていたのは  ぼくのかわりに

こわくない ひとりじゃない こわくない ひどりじゃない
こわくない

間違いだとしてもいい こころがかれないよう
またひとり いつも 傷つきやすいままでも
風にふかれて いきたい場所へあるいてゆこう
つぼみの花が はじめて空を知った日
その日 空は泣きだしたんだ あの日のぼくと同じに





YOUTUBEに72さんご自身がUPされた動画がありましたのでご紹介いたします。


はじめまして。 72です。 女の人です。 歌う事と、絵を描くことが、大好きなまま生きていたら、 いい事が起こりました。 このたび、72のCD付き絵本が、 渋谷のTSUTAYAさんに誕生です。 手にとって仲良くしてください。http://jp.myspace.com/72natsu



思いを胸の奥底に閉じ込めてかなしみすら解放できない日々を送っているユノの心にまっすぐ届く歌でした。

2009年11月26日木曜日

歌謡祭の哀感





湧いてきた感情があまり好ましくないものであるときに,それを言葉にすることは

よしとしません。

ことにブログや掲示板のようなネット上の書きこみは,このむと好まざるとに関わらず,

不特定多数の方が受け手となるメディアです。自分の感情に走り,独断に傾き,

無責任に言葉を投げ出してはいけないと胆に銘じてはいます。


しかし・・,今夜は氷川きよしさんが登場した瞬間,呆気にとられてしまいました。

もちろん,氷川さん自身には何の落ち度も他意もなく,ましてや彼は福岡出身,

デビュー当時から応援している気持ちの良い若者です。



が,しかし,だからこそ,しかしです。

あの編集に憤懣やるかたないと記せば,せっかく出演交渉していただいたのに申し訳

なく,かといってこのまま出演できて良かったねと終わりたくはなく。



ミヤネ屋取材の5人の様子,そうしてこの本番の演出構成,そっとしておいてあげた

ほうがよかったのかと悲しくなったことを,そう思った誰かの代わりに書こうと思い

ました。独りよがりかもしれませんが,母は悲嘆に暮れていたので,母の思いを代弁

するブログとして,今日は進まぬ気持ちを奮い立たせて書き込みました。



八木重吉さんの詩を思い出しました。


愛のことばを言おう

ふかくしてみにくきは

あさくしてうつくしきにおよばない

しだいに深くみちびいていただこう

まずひとつの愛のことばを言いきってみよう




祖国では一緒に行動することすら不可能な状況にある5人が,海を超えた瞬間に

何事もなかったかのように幸せそうにふるまうことなんてそれこそ偽りです。

ありのままのあなた達の想いが画面から伝わって胸が痛くてしかたなかったけれど,

それでも,ステージをつとめあげた5人の仲間たち。

甲子園球児に負けないよ。

あんなに劇的でなくヒーローインタビューもなかったけれど。

感情も言葉も表に出せない束の間のステージだったけど,

胸の奥にとどめてこらえて声だけを振り絞って,頑張ったよ,本当に頑張ったよ。



今夜の東方神起の眠りのうえにどうかどうかひとときの安らぎがありますように。

2009年11月23日月曜日

紅白出場,御礼申し上げます。






(以下,synclと同文の記事です)

第60回NHK紅白歌合戦
出場 2回目 東方神起



長い長いトンネルに入ってしまい,遠くから光が差し込んでいるはずっだのに

いつまでたっても出口が見つからない。もうずっとこのままこのトンネルを出

ることはできないのだろうか,トンネルは幾つにも枝分かれしていてどの道を

進めば目指す出口に辿り着けるのか迷いは深く,真っ直ぐに進むことさえため

らわれるときもあった。それでも前に進みづつけるしかなく,いつか眩しい青

空の下へ飛び出せる日を信じづつけるしかなく,息苦しいトンネルの中で,共

に手探りで傍らを歩いている友の足音を聴きながら,励ましの歌声に勇気づけ

られながら,苦しい日々を歩き続けてきた,東方神起を愛するすべてのひとた

ちのことを,今,想っています。



ようやく,一筋の光明が射してきました。

トンネルの出口に辿り着いたわけではありません。

しかし,もう真っ暗ではありません。

闇の中に,くっきりと鮮やかに5人の姿が浮かび上がっています。



NHKへ手紙を出したとき,母の心は暗く塞がっていました。

世間の荒波に翻弄されている5人が不憫で不憫でなりませんでした。

母はよく言っていました。

「日本に来たら誰か優しくしてくれる人はいるのだろうか。つらい目にあったり

していないのだろうか。」

東方神起に会わせてくれる人よりも,東方神起に優しくしてくれる人が

母にとっての恩人です。



NHKの番組制作に携わっておられる方々,紅白の関係者の方々,そして日本での

活動を支えてくださるエイベックスの方々,今日は溢れる感謝を言いつくす言葉を

もちません。



まことしやかに解散報道が流れたとき,母はもう生きる希望がないと言いました。

来年までは生きられないと言いました。

ひとさまは笑うかもしれませんが,東方神起は年老いた母の希望そのものです。



年が明けたらすぐに母は77歳になります。

77歳のビギストにしてくださり,本当に本当にありがとうございました。

2009年11月21日土曜日

76歳の青春


≪FNS歌謡祭≫

12月2日 19:00~(フジテレビ)


ベストヒット歌謡祭

11月26日 19:00~(日本テレビ系列)





『考えるヒント』の中だったと思いますが,かつて小林秀雄がこう述べていました。

「年をとっても青春などというのは私には意味をなさない」と。

正確には覚えていませんが,印象に残る言葉でした。


或る意味,頷くところはありますが,今夜はあえて小林秀雄翁に反旗を翻したいと

思います。

老年を迎え,孫と同世代の東方神起が舞い降りて青春回帰の日々。

しかし,ここにきて,失意の毎日。

敢え無く色あせて行く老年の青春。


しかししかし,今日どん底から救いあげてくれた神の手。

遂に東方神起,5人揃って東方神起の東方神起が,5人揃って二つの歌謡祭に

出場決定。


あれほど好きだった花火大会に連れて行っても晴れることのなかった母の気持

ちが,今夜は青空の下に広がる満開の向日葵畑のように,どこまでもどこまでも

晴れやかです。


夕食後も何度も電話がありました。

「ユノの写真を眺めているよ。」

「みんな,よくがんばったねえ。よくがんばったねえ。きつかったねえ。」

涙声でそう言いながらまた泣き出しました。


最後の電話は久しぶりの晩酌の途中でした。

今日からまた愉しい晩酌を始めるのだそうです。


ご尽力いただいた皆様に,母になり替わり,この場をお借りして深謝申し上げます。

本当に本当にありがとうございました。

母の青春がまた蘇ります。

2009年11月19日木曜日

MAMAに出演するのでしょうか




3人だけでの出演になるのでしょうか。

所属事務所・SMエンターテインメント(以下SM)との間で、専属契約を
めぐってトラブルで話題の人気アイドルグループ「東方神起」のユチョン
(ミッキー)、ジュンス(シア)、ジェジュン(ヒーロー)。渦中の3人が
SM所属歌手が不参加を決めた「Mnet Asian Music Awards」(以下MAMA)へ
出演することが19日分かった。


記事全文はこちらから



NHK『MUSIC JAPAN presents 東方神起スペシャル』の再放送に沸いた我が家。

遠い故郷の母とそのお仲間の「60代~70代トンペン」,昨夜は青春時代以来の

積極的完徹(完全徹夜)だったそうです。

年をとると,なかなか寝付けないものですが,眠くなかったのではなく,全員,

どうしても眠るわけにはいかず,朝からずっと愉しみにその時間を待ちうけて

いたのでした。

若者にはなんということもない時間帯の深夜放送。

だいぶ,身体に応えたはずですが,血圧上昇もなんのその,至福のひとときを

過ごしたそうです。



そうして一夜明けた朝,お仲間の一人(ユチョペンです)と,しみじみこう

語り合った母。

「東方神起はまたきっと戻ってくるだろうけれど,それまで寿命がもつかなあ。」

もっと若ければ,どれだけでも待てるし,これくらいのブランクは何ともないけれど

明日のこともわからぬ身にとっては一日千秋の想いです。



お昼からは,同じユノペンのお仲間と,それにしてもユノのおかげで,どれだけ

寿命が延びたことかと,その振付を真似しながらユノ談議に花が咲いたのでした。


早く帰ってきてください,ユノ,ジェジュン,ジュンス,ユチョン,チャンミン,

5人の東方神起。

2009年11月12日木曜日

NHKに宛てた手紙

5人の紅白歌合戦への出場を祈念して,実家へ帰った母がNHKへ

手紙を出しました。関係者の方の目に留まることを願っています。



前略

ご多忙のところ申し訳ございません。

実は11月18日に東方神起がNHKに出演と友人から教えられ,飛び立つ思いと

感謝の気持ちを込めてペンをとりました。彼ら5人の歌とダンスに魅せられて声援を

送り,その健康を願い続けてまいりましたが,突然テレビの前から姿を消し,悲しみに

くれておりました。

周囲に多いファンの人たちと嘆いておりましたが,今生き返った心地です。

ありがとうございます。

どうか紅白にも出場できますようにと祈っております。

彼らの上に優しさをください。

孫を案ずる心境です。

テレビ番組に東方神起の名があると,こんな田舎でも騒々しくなります。

紅白に出られますように祈りを込めてペンを置きます。

益々のご発展を祈り上げます。



                          76歳のビギストより

2009年11月3日火曜日

見てください,想い合う心を。

心が温かくなる動画を見つけました。
こんなときなので,一人でも多くの方に見ていただきたくて,SYNCLの記事を
そのまま載せました。検索でご迷惑をおかけした方,申し訳ありません。
(動画は左のコーナーにもあります。
 クリックしていただくと画面の上部で再生されます。)



東方神起の動画をみるときは笑うことが多いけれど,

今日は自然と涙があふれてきました。

傷ついている方が多いと思います,どうかこの5人をみてください。




ここ一両日で,対立を鮮明にするかのような記事が流れて,さまざまな

憶測が飛び交い,2人と3人の安易な色分けができつつあります。

最初に3人が訴訟に加わり,2人が加わらなかった以上,事務所が

「東方神起」としての一体化を阻むことは予想されたことです。



ユノのお父様の見解なるものも公表されていましたが,5人が

未成年のときから今日に至るまで,意思決定に関わってきたのは

親御さんですから,それぞれの立場でそれぞれの思いがあって

しかるべしです。

どちらの意見が良識的で,どちらが非常識であるなどと,軽々に

論ずるべきではありません。

親には親の想いがあるのです。



今回の件は,5人の息子たちが人気絶頂のアイドルであるがゆえに,

親の思いのみならず,事務所の思惑,彼らの芸能活動に関係する

様々な立場の人たちの思惑があいまって利害関係を生み,単純に

解決できないところまで発展してしまいました。



しかし,一番尊重されるべき想いは,5人の想いです。
彼らが,他の何ものにもまして大切に想っていることです。
それは「東方神起は一つ」ということです。




大人たちの中にどんな利権や裏事情が渦巻いていようとも,

「東方神起は一つ」ということ。

5人が,置かれた立場や状況の相違に弱音を吐くことなく,

「5人が一つ」でいるためのよりよい解決法を,模索してほしいと

思います。

どんなに時間がかかっても,あきらめず,お互いを信じ,ずっと

待ち続けるファンを信じて。

76歳のハルモニは,あなたたちを平和な時代への希望の架橋だと

強く信じています。