真っ白な夕立が比婆の山からササーッと降りてきて,
東方神起を待つアリーナの屋根を舗道を濡らしていきます。
鯉城の堀割にさざ波が立ち,大田川にも幾筋か流れが見えます。
楠の若葉が雨に生き返って鮮やかさを増し,その間を傘の花が次々に咲いていく。
束の間の夏の使者。あっという間に空は明るくなり夕日が傾いていきました。
ホテルの窓から見遙かす広島の街はどこまでも静かです。
柔らかく西日は照らす時を超え
原爆ドームもアリーナも
戦知る母がときめくコンサート
平和の使者よ東方神起
齢七十五の坂を越えてから東方神起に出会い,生きる勇気と希望を得た母。戦を知る世代として,歴史を越えてアジアの架橋となってくれる若者たちへ声援を送り続けています。
0 件のコメント:
コメントを投稿