2009年8月22日土曜日

記事三題


(ポツダム会談が行われた宮殿)

~こちらは,1週間前に書いたもので,既に「ナマモノ」ではありませんが,
第一回審問を受けて感じたことです。自分自身の備忘録として載せました,
ごめんなさい。~



21日の第一回審問に関する記事が一斉に出ましたね。

双方の弁護人によるそれぞれの見解と,たとえ移籍することになったとしても
東方神起の解散は望まないという3人の意志表明。

記事1はこちらから



更に,これを受けて担当の部長判事の和解勧告。
「80万人のファンのためにも」と公人としての立場を強調し,
双方に円満解決を促しています。

記事2はこちらから


まだ最終的な大岡裁きとはいきませんが,率直な意見だと思います。


この段階での和解勧告の理由に「80万人のファン」を挙げたのは,
東方神起の社会的影響力の大きさを考えれば当然かもしれませんが,
前日の20日に裁判所に提出された12万人の嘆願書の存在も,
それを裏打ちするものだったと思います。

記事3はこちらから


判官びいきという言葉があります。
源義経に由来するものだといいますが,洋の東西を問わず,
逆境に立たされたヒーローに肩入れする心理は万人に共通している
ような気がします。英雄でありながら弱者の立場へと追いやられ,
それでも雄々しく立ち向かう姿に,美学を見るからでしょうか。

特別に東方神起のファンではない一般の人たちも,
彼らの置かれている状況を知れば,裁判で窮地に追いやられた場合,
横綱を倒す小兵力士を応援するような大衆心理になるでしょう。

人心をつかむのが芸能事務所の本領ですが,
今回はどう考えてもSMにその利はないように思います。


双方納得のいく結果に至る可能性は低いという見方が大勢を占めていますが,
SHINHWAのように所属事務所が分かれていても一緒に活動する方向性も
ある以上,悲観的な材料ばかりではないと記事を読みながら感じました。

古来,聖書を知らず,仏教や儒教に生き方の指針を求めた韓国,中国,日本の
人々は,礼節を持って知られてきました。和を持って貴しとなす精神は
大陸から聖徳太子が学んだものです。

裁判所の判断は3週間後までに提出される資料を検討した結果
下されるということですが,なんとか平和的解決を望みたいと思います。

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